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新感染 ファイナル・エクスプレスをおすすめしたい

作品情報

タイトル : 新感染 ファイナル・エクスプレス

制作国 : 韓国 

監督 : ヨン・サンホ

出演 : コン・ユ / マ・ドンソク / チェ・ウシク など

公開年 : 2017年

上映時間 : 118分

ジャンル : パニック 4割 ホラー3割 アクション3割

 

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あらすじ

主人公はソウルのファンドマネージャーで、妻と別居していて娘と二人暮らし。

誕生日を迎えた娘に母に会いにいきたいとねだられ、妻の家に向かうため、新幹線に乗車します。

時を同じくして、ソウルでパンデミックが発生。狂暴化した人間が突然現れ、噛まれた人間も同様に狂暴化する異様な事態に。主人公の乗り込んだ新幹線にも感染した人間が乗り込んでおり、パニックが広がっていきます。

同乗していたやたらガタイのいいサラリーマン(マ・ドンソク)とやけに顔がいい高校球児(チェ・ウシク)と合流してなんとか生き延びていくが、はたして無事に生還できるか、的な話。

 

新感染 ファイナル・エクスプレスのここがよい

キャストがめっちゃ豪華

キャストがすごい豪華。私は本作で見るまで知らなかったのですが、韓国内では大スターらしいコン・ユ、最近はMCUでも顔を見る、マブリーこと、マ・ドンソク。パラサイトで息子役をやっていたチェ・ウシクが出演。いちいち顔がいい豪華な画面を楽しめます。

 

感染者のインパク

感染者(※1)の描写がエネルギッシュで、走ってくる異形の迫力・臨場感が嫌なくらい伝わってきます。よくあるゾンビ(弱)だとよたよた歩きかせいぜいランニングじゃないですか。今作だと助走どこかでつけたのかな?ってくらいの全力疾走で来るんですね。しかもそれが群集規模で。3Dになったらちょっと見たくないかな、ぐらいの勢いと質量です。ゾンビつったらバイオハザードでしょ、くらいの人だったら間違いなく想像を超えた迫力です。ゲームとか詳しい方はL4D2とかを想像してもらうとちょうどいいです。

 ※1 当時、ゾンビ物は韓国内で売れないことから企画が通りにくかったらしく、本作では「ゾンビ」の単語は使わず、「あれ」とか「それ」で押し通したそう。そんなんでいいのか。

 

ストーリー・演出の良さ

今作、あらすじを読んだり、PVを見るとなんとなく察しが付くのですが、主要登場人物たちのキャラがやたらと濃いです。主人公が正統派なイケメンで落ち着いた系の人物なので余計に周りが際立ちます(それでも彼のキャラが薄いわけでは決してない)。

そこら辺にいるガタイではない、マ・ドンソクのサラリーマン、やたらとアイドル顔の高校球児(めちゃくちゃに活躍するので人間を顔で判断してはいけない)、この手の映画にしては珍しく邪悪感がない双子の老婆、明らかに悪いことやってそうなバス会社の役員、など、要素もりもりです。この人数がきちんとストーリーに絡んできて、それぞれの行動と感染者からの襲撃がテンポよく進みながら物語がクライマックスに進んでいきます。118分と若干長めの上映時間を飽きずに過ごせるはずです。

 

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続編があったりします。世界観が同じだけど話はつながっていないタイプなのでどちらから見ても大丈夫。

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こっちは超嫌な奴として敵役として出てきます。

 

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こちらはさわやかじゃないタイプの頭脳キャラです。振れ幅がすごい。