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スノー・ロワイヤルはポスターが秀逸

作品情報

タイトル : スノー・ロワイヤル

制作国 : イギリス

監督 : ハンス・ペテル・モランド

主演など : リーアム・ニーソン など

公開年 : 2019年

上映時間 : 119分

ジャンル : サスペンス 5割 コメディ 3割 アクション2割 くらい

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あらすじ

北方部地方の除雪作業員ネルズ・コックスマンが主人公。彼は真面目で寡黙。模範的な中年男性で、市民賞を受賞するほど。しかしある日、息子が薬物の過剰摂取で死んでしまう。息子をよく知るネルズは過剰摂取などしないと訴えたが警察も妻も聞く耳を貸さない。どうしても納得いかないネルズのもとを息子の悪友が訪ねてくる。彼によると悪友が麻薬密売組織に目を付けられ、たまたま息子が巻き込まれて過剰摂取に偽装して殺害されていたことが判明。事実を知りネルズは静かにブチ切れ。除雪の仕事で培った土地勘と趣味の狩猟のスキル、犯罪小説に書いてあった知識を使い、麻薬組織に復讐を誓う。一人また一人と組織のメンバーを殺していくネルズ。当の組織や地元警察はまさか除雪作業員の仕業とは思わず、別の麻薬組織との抗争と勘違いし、敵対組織に報復した結果、本当に抗争が勃発。一市民の復讐劇には程遠い大騒ぎに発展していく。的な話。

 

スノー・ロワイヤルのここがよい

主演リーアム・ニーソンが”一般市民”を演じる復讐劇

主演は96時間で有名なリーアム・ニーソン。数々のアクション映画のおかげですっかり元特殊部隊だCIAだのイメージがつきましたが本作の彼は趣味が狩猟なだけの真面目な一般市民です。軍事的な訓練を受けていない少し銃が扱える一般市民が麻薬組織を一人ずつ狩っていきます。そんな主人公の戦法は雪国の土地勘を活かし、構成員が一人になったところを狙い一般市民として近寄りその場の流れで普通に殺していきます(たまに銃使います)。才能ありすぎ。怒らせたらよくないおじさんに定評のあるリーアムニーソンがマーシャルアーツとか拳銃とか使わずに普通に殺しに行くので妙に現実味があってよいです。

 

シュールコメディ調の演出

本作はジャンル的には一応アクションとサスペンスではあるのですが、終始ゆるい感じのシュールな雰囲気に包まれています。唐突に登場人物の関係者が珍妙な動きのエクササイズを始めたり、やたらと引きの画が多かったり、敵対組織はインディアン風だったり。とにかく全体的に雰囲気がなんとなしに変なんですよね。復讐劇ではあるものの重くなりすぎずに見れます。

 

ストーリーのテンポのよさ

記事を書くにあたって上映時間を調べたとき119分もあったっけ?となりました。サスペンス風味のアクションで約2時間は長めですが、個人的には長さを感じませんでした。まず、出てくる主人公が構成員をテンポよく片付けてくれて、しかも1人ずつなんで見やすいんですね。そして誰かが死ぬと必ずRIPだれだれ~みたいな画面が所属組織のロゴ付きで出てくるので何が起きたかわかりやすいです。さらに争う2つの麻薬組織も異様に濃いキャラ付けがされているお陰で、これどっちだったっけ?とはなりに空位と思います。あまり頭を使いすぎる事なくシュールな世界観に浸ることができます。

 

まとめて

本作、テンポのいいシュールなブラックコメディとして大変おすすめです。120分の間、定期的に乾いた笑いを出しながら深く考えずに見ることができます。ネタバレになるので深くは書けませんが終わり方もなぜか爽やかな感じなので見た後もすっきりした気持ちで過ごせます。

 

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こっちのリーアム・ニーソンはガチガチの元特殊部隊です。
家族が誘拐されるけれど特殊部隊力で見つけ出して助け出す話です。